厚生労働省は、国民健康保険の保険料について、上限を引き上げることを決めました。
国民健康保険の保険料が毎年上がってしまうのは、少子高齢化が進み、医療費が増えていることが大きな原因です。特に、高齢者の医療費は年々増加傾向にあり、その分を国民健康保険の加入者で負担しなければいけなくなっています。
今回の見直しで、大きく変わるのは、所得が高い人が支払う医療費分の年間保険料の上限です。
- 現状: 89万円
- 来年から: 92万円
つまり、所得が高い人は、年間でさらに3万円多く保険料を支払うことになるのです。
一方で、介護保険の保険料は据え置きとなりました。
国民健康保険に加入している人にとっては、家計への負担が増えることになり、歓迎できるものではありません。特に、自営業の方などは、収入が安定しない場合もあり、保険料の増加は大きな負担となる可能性があります。
少子高齢化はますます進み、医療費も増加していくことが予想されます。そのため、国民健康保険の保険料が今後も上昇していく可能性は十分にあります。国民健康保険に加入している方は、家計への影響を考え、今後の見直しを検討することが大切です。
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